歌詞
[Intro - Whisper]
「女の子なんだから」
その言葉を
私に使うのは
都合のいいt時だけ
[Verse 1]
十二歳 春の教室
窓だけが やけに明るかった
かわいい子なら 名前で呼ばれた
私は「おい」
私は「おまえ」
集合写真の端っこで
先に自分を笑う癖だけ覚えた
恋を知らなかったんじゃない
恋の入口で
名簿から消されていただけ
[Pre-Chorus]
殴られてない
だから傷じゃない?
泣かなかった
だから平気だった?
[Chorus]
女として数えるな
女として消すな
愛するときには透明で
裁くときだけ 女にするな
花じゃないなら 石なのか
選ばれないなら 空気なのか
私はここだ
私はここだ
誰にも呼ばれなくても
私は
ここにいた
[Verse 2]
二十二歳 紺色のスーツ
「総合職」の三文字を信じた
同期の男は 名前で仕事をもらい
私は資料と 日程(にってい)と
彼らの仕事を支えてた
「気が利くね」
「助かるよ」
その言葉を十年積んでも
名札の肩書きは 眠ったまま
そして考課の日だけ
私は急に「女性社員」
仕事では性別を捨てろ
評価では性別を背負え
じゃあ私は
何だった?
[Chorus]
女として数えるな
女として消すな
働くときには同じだと言い
上げないときだけ 女にするな
寿(ことぶき)退職の花束を
私は何度も手渡した
「おめでとう」
「おめでとう」
そのたび私の机だけ
昨日と同じ場所にあった
[Bridge - Quiet]
二十五歳
同期が結婚した
二十九歳
また花束を渡した
三十三歳
「仕事が恋人でしょ」
三十八歳
「一人のほうが気楽でしょ」
四十歳(よんじゅっさい)
誰も
聞かなくなった
[Build]
ロッカーに残った寄せ書き
「幸せになります」
丸い文字のとなりで
私は残業時間を書いていた
幸せになれなかったことより
幸せを欲しがる顔じゃないと
自分で決めたことが
いちばん
悔しい
[Final Chorus]
女として数えるな!
女として消すな!
愛から外して
不利だけ割り当てるな!
綺麗じゃなくても
若くなくても
誰にも選ばれなくても
私はここだ!
私はここだ!
名字は変わらない
指輪もない
――それが何だ!
選ばれなかった人生を
敗北と呼ばせるな
私はここだ
私はここだ
三十年 飲み込んだ声で
私は
ここにいる
[Outro - Whisper]
十二歳の私へ
先に自分を
笑わなくていい
誰にも名前を
呼ばれなかった日も
おまえは
ちゃんと
女の子だったよ
Suno用プロンプト
この詩にふさわしい曲調をAIが考え、Sunoにそのまま貼れる形式で出力します。歌詞の言葉は変更されません。